2013年06月01日

2013年5月読書記録

2013年5月に読んだ本は以下の通り。
朝松健『崑央の女王』
三津田信三『水魑の如き沈むもの』
高田崇史『軍神の血脈』

5月の読書は3冊。
『崑央の女王』は実に楽しかった。
正しいクトゥルー神話小説と言えましょう。
第二次世界大戦とクトゥルー神話の相性の良さは異常。
今後もこの路線のお話を読みたいものです。
『水魑の如き沈むもの』は〈刀城言耶〉シリーズの文庫最新巻。
過去最高の文量を誇る作品でしたが面白かった。
このシリーズには珍しく読後感が爽やかなのも好印象。
最終盤で二転三転する展開もいつもながらに楽しいです。
漸く本篇で祖父江偲が活躍を見せたのも良かったなあ。
やや飽きを感じ始めたシリーズですが,今後に期待できそうであります。
『軍神の血脈』は如何にも高田崇史らしい歴史ミステリィ。
楠正成に秘められた謎の解題は素晴らしく面白かった。
ただ,やっぱり事件が起きる必然性を感じないんだよなあ。
時間制限も特に効果的には思えなかったし。
歴史ミステリィだけに焦点を絞った作品を望みたいものであります。
前例があるだけに充分に可能だと思うんだけどな。

6月も引き続き仕事は忙しそう。
お出かけする機会も減るけれど,読書量は何とか向上させたいもの。
新刊では〈アルスラーン戦記〉の復刊を先ずは読むことになるかなあ。
『クトゥルフ神話への招待』も楽しみではあるんだけど。
加藤実秋の〈インディゴの夜〉の復刊も順に読みたいところです。
あんまり復刊ばかり読んでもなあという気もするんだけどね。
後は適当に積んである本を読んでいくことになりそう。
読みたい本は多いのだけれど,微妙に優先順位は付け辛いものがあります。
感想も地道に書いていくつもり。
お仕事にもう少し余裕が出来ればなあとも思うのですけれどね。
posted by 森山 樹 at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録