2013年09月29日

購入録(2013.09.29)

ジェフ・ライス 事件記者コルチャック ハヤカワ文庫NV ¥1,092
小野不由美 図南の翼 新潮文庫 ¥704

『事件記者コルチャック』は同名の海外ドラマの原作小説ということでいいのかな。
某ブログで結構評価が高かったので購入してみました。
『X-FILE』系の作品なら自分との相性は頗るいい筈だしね。
『図南の翼』は〈十二国記〉のシリーズ。
順調に復刊が続いていますね。
なるべく早めに取り掛かれるように意識したいと思います。
あんまり積み過ぎると読むのが億劫になってしまいますから。

〈2013年書籍購入覚書〉 計104冊 ¥103,551
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京極夏彦『巷説百物語』

〈2013年読書感想17冊目〉
京極夏彦 巷説百物語


 〈京極堂〉シリーズと並ぶ,妖怪を扱ったもうひとつの京極夏彦によるシリーズ〈巷説百物語〉の第1作目。〈京極堂〉とは異なるアプローチによる妖怪の扱い方が実に興味深い。7篇が収められた短篇集であります。複雑怪奇に絡み合った〈京極堂〉シリーズとは異なり,短篇ということもあってやや先が見通しやすい物語となっているのは残念。但し,妖怪の名を借りて悪に鉄槌を下す又市やおぎんの仕掛けは小気味よい。全般的に暗く陰鬱な雰囲気が漂うのは物語の趣旨を考えたら仕方がないところではありましょう。しかし,後味の悪さもかえって魅力的に思えるのが不思議ではあります。7篇はいずれも印象的な作品で甲乙つけ難いものがあります。敢えて挙げるならば,やはり冒頭の「小豆洗い」ということになるのでしょうか。語り手である百介が又市らの仕掛けに初めて触れる記念すべき物語であります。この百介は常に仕掛けの外に身を置きながら,以降はいずれも重要な役割を担うのが面白い。仕掛けには全く寄与しないにも関わらず,或いは全く寄与しないが故に,又市らからのある種の同朋感を抱かれているように思います。純然たる短篇集であり,物語を通じての仕掛けは特に見受けられません。それがやや残念にも思えますが,やるせなさの残る読後感が印象的な短篇集でありました。独特の言葉遣いがまた雰囲気を醸し出しており素敵に思います。
タグ:京極夏彦
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2013年09月26日

購入録(2013.09.26)

田中芳樹 タイタニア(4) 講談社ノベルス ¥924

22年ぶりに刊行された〈タイタニア〉第4巻。
まさか続きが読めるとはと感慨深いものがあります。
意外に前巻までの内容を覚えているのも我ながら驚きました。
全5巻という予告はされているので次は早めに刊行して欲しいもの。
この調子で〈アルスラーン戦記〉の新刊も期待します。
〈創竜伝〉は諦めた方がいいかもしれませんけれども。

〈2013年書籍購入覚書〉 計102冊 ¥101,755

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2013年09月23日

田中芳樹『アルスラーン戦記(4)汗血公路』

〈2013年読書感想16冊目〉
田中芳樹 アルスラーン戦記(4)汗血公路


 光文社文庫からの復刊に合わせて再読中の〈アルスラーン戦記〉。改めて読み直してもやはり面白い。それだけに牛の如く遅い歩みが歯痒くてなりません。この4巻ではシンドゥラへの遠征を終えたアルスラーン軍が新たな勢力を結集し,ルシタニアに占拠された王都エクバターナへの進軍を開始します。一方,そのルシタニア側では捕らわれていたパルス王アンドラゴラス三世がルシタニア王弟ギスカールを逆に捕えて虜囚とするなど激動の展開を見せます。個人的には元気なエステルの姿が懐かしくも愛おしい。後に彼女に待ち受ける運命を知った身としてはやるせないものを感じざるを得ません。ヒルメスやギスカールの野心の発露も魅力的に思えます。今後はエクバターナを目指すアルスラーンと虜囚から解放されたアンドラゴラス三世,エクバターナを占拠するルシタニア,正統なパルス王位奪還を目指すヒルメス,そしてパルスへの侵攻を開始した草原の覇者トゥラーンと幾つもの陣営が乱れる混迷した情勢となりそう。蛇王ザッハークの復活を目指す暗灰色の衣の魔道士の動きも不穏さを増しております。この縺れた麻の如き状況下でアルスラーンが如何なる決断を下し,彼に従うナルサスやダリューンを始めとする部下たちが如何なる活躍を見せるのか楽しみにしたいと思います。
タグ:田中芳樹
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2013年09月22日

高田崇史『軍神の血脈』

〈2013年読書感想15冊目〉
高田崇史 軍神の血脈


 楠正成の謎に迫る高田崇史の歴史ミステリィ小説。良い意味でも悪い意味でも高田崇史らしい展開が実に楽しい。相変わらず,歴史ミステリィ部分だけで物語は成立するように思えるのは最早芸風といってもいいのかな。物語の雰囲気作りという点において効果が全くないとは言えませんけれども。しかし,流石に時間制限がある中で悠長に歴史の謎を求めて行くというのは不自然に思えてしまうのが残念。その時間制限も効果的とはとても思えなかったのですね。歴史ミステリィが実に面白く興味深いだけに,それとは無関係の部分が気になってしまうというのはいささか勿体なく感じます。その歴史ミステリィとして今回の題材となるのは湊川の戦いで戦死したとされる楠正成と彼を討った大森盛長の真相。此方は若干牽強付会にも思えますが,それなりに論理的で説得力を感じます。史実を知る術は最早失われているわけですが,少なくとも思考実験としては楽しめました。楠正成に秘められた謎の解題は素晴らしく面白かったので大満足。後は事件が起きる蓋然性があればなあと思わざるを得ません。それが求められないのであれば,歴史ミステリィ部分だけに焦点を絞って欲しい。いずれにせよ,この種の歴史ミステリィ好きにはたまらない作品であります。個人的には〈QED〉に組み込んでも違和感がなかったように思えます。主人公を変えた意味をあまり感じませんでした。
タグ:高田崇史
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2013年09月21日

購入録(2013.09.21)

森晶麿 黒猫の薔薇あるいは時間飛行 早川書房 ¥1,575

すっかりはまってしまっている〈黒猫〉シリーズ第3作目。
前作で渡仏した黒猫と別れた付き人のふたりが如何なる物語を織り成すか楽しみ。
丹地陽子さんの表紙絵も実に魅力的であります。
現状の最新作ということ読むのが勿体なく思えてしまいます。
早く読みたい気持との狭間で心が揺れていますね。

〈2013年書籍購入覚書〉 計101冊 ¥100,831
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三津田信三『水魅の如き沈むもの』

〈2013年読書感想14冊目〉
三津田信三 水魅の如き沈むもの


 〈刀城言耶〉シリーズの第5長篇。今回の舞台となるのは奈良県の山奥。水魅様と呼ばれる水神を祀る四つの村で起きた湖上での奇怪な連続殺人事件に挑む刀城言耶の姿が描かれます。雰囲気は従来作どおりに陰鬱としたもの。但し,刀城言耶と彼に同行する祖父江偲の惚けた描写が物語に奇妙な明るさを与えています。特に祖父江偲は過去作でも何度か登場してきていますが,事件に密接に関わってくるのは本作が初めてとなります。なかなか騒動屋として存在感のある娘さんですので今後の活躍も期待したいところです。事件そのものは相変わらず二転三転する刀城言耶の推理が素直に楽しい。様々な角度から検証することによって事件の姿が徐々に変化する楽しみも味わえます。このあたりの試行錯誤しながら真相に近付いていく過程を楽しむ作品であると言えましょう。なお,今シリーズにしては珍しく爽やかな読後感を得られるというのも嬉しいところ。やや飽きを覚えることもあった今シリーズの転換点となって欲しい。多かれ少なかれ不満を覚える今シリーズに置いては少なくとも個人的には白眉の作品でありました。過去作との微妙な関係を窺わせる人物の登場も楽しかったです。
タグ:三津田信三
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2013年09月20日

朝松健『崑央の女王』

〈2013年読書感想13冊目〉


 インテリジェントビルを舞台に繰り広げられる邪神との戦いと惨劇を描いたアクション・ホラー小説です。〈クトゥルー神話〉としての要素も色濃いのでその筋の人ならば楽しめる筈。但し,H.P.ラヴクラフト自らの手によるクトゥルー神話小説とは雰囲気が異なる点は要注意。題名ともなっている崑央の女王は所謂ヴァルーシアの蛇人間の系列に属する邪神の一柱だと思われますが,これは作者が想像した神柱でありましょう。“ヨス=トラゴン”の名前が登場したことには頬が緩みました。また,現代のインテリジェントビルでの物語と日中戦争時に起きた物語のふたつの時間軸が交錯するという構成も個人的にはかなり好み。20世紀初頭の混迷した世界情勢とクトゥルー神話との相性は格別であります。そもそも,クトゥルー神話の誕生からして,その年代なわけですしね。主人公の美貌の分子化学者・杏里も然ることながら,中国人の老科学者リー博士の存在感が抜群に良い。当初は胡乱な雰囲気を漂わせていますが,後半は完全に彼女の動向に魅せられていました。物語としてはやや物足りない部分も感じますが,クトゥルフ神話アクション小説として充分に楽しめる作品ではあります。如何にも作者らしい魔術的な要素も個人的にはかなり楽しめました。崑央の女王と人間との戦いの発端であると捉えることも出来ますので,是非とも戦いの顛末を描いて欲しいものであります。
タグ:朝松健
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2013年09月18日

ブックマークナゴヤ2013

ブックマークナゴヤ2013 
2013.10.12-11.04

今年もブックマークナゴヤが開催されるようです。
といっても,まだ一度も参加したことはないのですけれど。
様々なイベントが行われるようですが,
円頓寺商店街での一箱古本市はちょっと楽しみかなあ。
11月に行われるようです。
覚えていたら足を運んでみようかしらね。
読書の秋に相応しく盛り上がって欲しいと思います。
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購入録(2013.09.18)

加藤実秋 マイ・フェア・テディ PHP文芸文庫 ¥680
仁木英之 魔神航路(2) PHP文芸文庫 ¥680

PHP文芸文庫の新刊を2冊購入。
意外に自分好みの作品が多いんですよね。
加藤実秋はやっぱり大好きなミステリィ作家です。
〈魔神航路〉はギリシア神話題材が嬉しい。
どちらも前作を読んでいませんが,早めに挑みたいと思います。

〈2013年書籍購入覚書〉 計100冊 ¥99,256
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2013年09月17日

アランナ・ナイト『蒸気機関車と血染めの外套』

〈2013年読書感想12冊目〉


 ヴィクトリア朝を舞台とした〈刑事ファロ〉シリーズの第三作目。蒸気機関車から姿を消した淑女の謎に迫るファロ警部補の活躍が描かれます。前作『エジンバラの古い柩』の結末があまりにも衝撃的過ぎたので今作は如何なることかと期待していたのですけれども,拍子抜けする程に殆ど触れられていないのが余りにも悲しい。事件そのものも容易に真相が見通せて全く面白さを感じません。登場人物に特段の魅力を感じない本シリーズにおいて,物語にさえも際立った楽しみを得ることが出来なければ,読書をする価値を見出せなくなってしまいます。創作と史実の均衡もやや気になるところ。ヴィクトリア朝を代表する人物の名前が物語に登場するのは嬉しいのですが,そこで止まってしまっているのが残念に過ぎます。前作の如く,意外な形で物語に密接に関わってこなければ,それは単なる雰囲気作りでしかありません。歴史ミステリィを標榜するならば,そのあたりも期待したいところであります。いずれにせよ,前作の結末に過剰な期待感を抱いてしまった印象が強いです。今作で得てしまった失望感を覆すほどの作品を今後願いたいと思います。単純に前作がシリーズを代表する白眉であったという可能性の方が高いのかもしれませんけれども。
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2013年09月16日

笹本祐一『星のパイロット』

〈2013年読書感想11冊目〉

 〈星のパイロット〉シリーズ第1作目。再読となりますが,後書きを読んでいる限りでは特に最終盤の描写が大きく改変されているようです。このあたりは旧版を発掘出来たら読み比べてみたいもの。初出が1997年と,約15年以上前の作品であるのに古さを感じさせないのが素敵です。或いは初出の段階で近未来を舞台としていたにも関わらず,何処か懐かしい雰囲気が漂っていたということを指摘するべきなのかもしれません。笹本祐一作品の読者であれば馴染みであるだろう,作者の好きな要素がふんだんに盛り込まれた楽しい宇宙開発SF小説に仕上がっております。とにかく雰囲気が素晴らしく楽しい。登場人物による軽妙な会話もたまらなく好みであります。主人公の美紀も然ることながら,社長のジェニファーと事務のナニーが非常に魅力的なのですよね。メカニックのヴィクターも大好き。作中で美紀が挑むシミュレーター51-Lは生中継でその有様を見た身にはやはり心に来るものがありました。ロケットを宇宙に飛ばす,端的に言えばその一連の流れだけを描いた小説なのにここまで面白いというのが素晴らしいです。やっぱり自分の趣味の一端は笹本祐一作品に確かに影響を受けているのだなあと実感させられます。
タグ:笹本祐一
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2013年09月15日

購入録(2013.09.15)

森晶麿 黒猫の接吻あるいは最終講義 早川書房 ¥1,575
恒川光太郎 竜が最後に帰る場所 講談社文庫 ¥672

『黒猫の接吻あるいは最終講義』は文庫化された1作目が好みだったので購入。
短篇集だった前作とは違って今作は長篇みたいですね。
今回もエドガー・アラン・ポオの作品が根底に流れるのかしら。
雰囲気は非常に好みなので大いに期待したいと思います。
『竜が最後に帰る場所』は題名が非常に好み。
恒川光太郎の作品はみんな題名がいいんだよね。
早めに読みたいと思います。

〈2013年書籍購入覚書〉 計98冊 ¥97,896
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2013年09月10日

東直己『駆けてきた少女』

〈2013年読書感想10冊目〉

 〈ススキノ探偵〉シリーズの第6作目。これまでの作品の中では一番気に入らない感じ。面白くないわけではないけれど,物語の展開が釈然としない上に結末にも全く納得できません。後書きによると『ススキノ,ハーフボイルド』と『熾火』という別シリーズの作品を読むことによって物語の真の完結を見るらしいのだけれど,逆を返せば本書だけでは不完全な物語であるということも出来ます。それは上手く機能すれば頗る面白いと思うのですが,少なくとも本作品では良い方向に作用はしていません。主人公である“俺”は終始事態に翻弄されており,爽快感に欠けるのも負の評価となってしまいます。高田や松尾,種谷ら馴染みの人物が総登場するのはある種のお祭りめいていて楽しかったのですけれどね。寧ろ,本作品において“俺”を完全に手玉に取っていた柏木香織の存在感が目立っていた気がします。一方で思わせぶりに登場しながら全く活躍の場が与えられなかった松井省吾の存在意義は微妙。『ススキノ,ハーフボイルド』では主人公を務めるとのことですが,それならそれで本作品でも一定の出番を設けて欲しかったように思います。それにしても終盤での盛り上がりのなさは読んでいて辛いものがあります。理不尽に対して憤る“俺”の姿は変わらずに好ましいのだけれど,物語が散漫過ぎて焦点が定まっていない気がします。かなり消化不良気味なのが残念でした。他作品との連携を体験すれば,多少は感想は変わるかもしれませんけれども。でも,やはり本作品単体での評価は低いです。
タグ:東直己
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2013年09月09日

購入録(2013.09.09)

山田正紀/他 ホームズ鬼譚〜異次元の色彩 創土社 ¥1,785

〈Cthulhu Mythos Files〉の第8作目。
意外なくらいに順調に刊行されていますね。
今回はシャーロック・ホームズ+クトゥルー神話という趣。
題材が「異次元の色彩」というのも素敵です。
早めに読みたいけれど結構溜めてしまっているなあ。
まあ,順番を気にするシリーズではありませんけれども。

〈2013年書籍購入覚書〉 計96冊 ¥95,649
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2013年09月05日

購入録(2013.09.05)

高田崇史 QED〜flumen〜ホームズの真実 講談社ノベルス ¥945
丸山天寿 死美女の誘惑 講談社ノベルス ¥966
皆川博子 開かせていただき光栄です ハヤカワ文庫JA ¥945
森晶麿 黒猫の遊歩あるいは美学講義 ハヤカワ文庫JA ¥735
ケヴィン・ハーン 鉄の魔道僧(2)魔女の狂宴 ハヤカワ文庫FT ¥924

講談社ノベルスとハヤカワ文庫の新刊をまとめて購入。
久々に結構な数を購入した気がします。
読書量も購入量に比例すればいいのですけれどね。
〈QED〉は番外篇的な位置づけの作品。
本篇も勿論ですが巻末の「QEDパーフェクトガイド」が嬉しい。
『死美女の誘惑』は琅邪を舞台とした中国歴史ミステリィ。
『琅邪の鬼』に始まるシリーズの姉妹篇といった感じですかね。
なかなか楽しめそうであります。
『黒猫の遊歩あるいは美学講義』と『開かせていただき光栄です』は衝動買い。
あらすじを読んでいて思わず心惹かれてしまいました。
自分好みの作品なら嬉しいなあ。

〈2013年書籍購入覚書〉 計95冊 ¥93,864
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2013年09月04日

2013年10月書籍購入予定

10.10 クラフト・エヴィング商會 じつは,わたくしこういうものです 文春文庫
10.10 保立道久 物語の中世 講談社学術文庫
10.16 上橋菜穂子 獣の奏者外伝 講談社文庫
10.18 加藤実秋 Dカラーバケーション 集英社文庫
10.22 深緑野分 オーブランの少女 東京創元社
10.22 L.M.ビジョルド 死者の短剣 地平線(上) 創元推理文庫
10.22 L.M.ビジョルド 死者の短剣 地平線(下) 創元推理文庫
10.25 金子常規 兵器と戦術の世界史 中公文庫
10.25 ベン・アーロノヴィッチ 地下迷宮の魔術師 ハヤカワ文庫FT
10.29 恩田陸 隅の風景 新潮文庫
10.29 堀川アサコ これはこの世のことならず 新潮文庫
10.30 松崎有理 あがり 創元推理文庫

なんだかとっても微妙な一か月。
いまいち楽しみな作品がありません。
読んだことがないけれど,深緑野分と松崎有理に期待かなあ。
加藤実秋は結局のところ再読だしね。
加筆修正部分が多いから新鮮には読めるのだけど。
堀川アサコ『これはこの世のことならず』は『魔所』の改題かも。
いい加減に〈たましくる〉の続きも読みたいのですけれどね。
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2013年09月01日

2013年8月読書記録

2013年8月に読んだ本は以下の通り。
田中文雄『邪神たちの2・26』
ウェンディ・ムーア『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』
荒木飛呂彦『荒木飛呂彦の超偏愛! 映画の掟』
加藤実秋『インディゴの夜』
朱川湊人『鏡の偽乙女 薄紅雪華文様』

8月の読書は5冊。
徐々に読書が回復傾向にあるのは重畳。
それでもまだまだ少ないのだけれどね。
お出かけ機会が増えると比例して読書量も増えます。
小説以外を2冊読んでいるのが特徴的な月と言えるかもしれません。
『邪神たちの2・26』は悪くなかったです。
2・26事件とクトゥルー神話の相性が凄まじくよろしい。
実在の人物への扱いがややぞんざいに感じたのが残念ではあります。
『インディゴの夜』は復刊に伴う再読。
加藤実秋らしい瀟洒で軽快で機知に富んだ文章が実に魅力的。
かなり加筆修正がされているようなので旧版と読み比べるのも面白いかな。
特に時代がより現代に遷移している印象がありました。
『鏡の偽乙女 薄紅雪華文様』は如何にも朱川湊人らしい作品。
ホラーともミステリィともファンタジィとも言い難い作風が楽しいです。
大正時代の谷中が舞台という雰囲気も非常に好み。
当時を代表する文化人が折に触れて登場するのも嬉しいところ。
続篇もあるようなので早期の刊行を期待したいと思います。
『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』は評伝というか伝記というか。
英国史に名を残す外科医の生涯が描かれます。
事実は小説よりも奇なり,とはまさにこの人のことですねえ。
詳しくは世界史趣味ブログの方で語りたいと思います。
余力があれば,だけど。
同様に『荒木飛呂彦の超偏愛! 映画の掟』は映画ブログの方で。
サスペンス映画についての熱い語りが楽しい本でありました。

9月は更に読書量を増やしたいもの。
読書の秋の前哨戦に位置付けたいと思います。
小説以外の作品も積極的に触れて行く所存です。
新刊では22年ぶりに刊行される『タイタニア(4)』がやはり楽しみ。
その為にも既刊の3冊を再読しておきたいと思います。
なんだかんだ言っても,田中芳樹は大好きな作家なのですよね。
高田崇史『QED〜flumen〜ホームズの真実』にも期待。
本篇は完結しているので番外篇的な位置づけとのことですけれど。
〈QED〉や〈カンナ〉を引き継ぐ新シリーズの発表も待ち望んでいます。
丸山天寿の新作も直ぐに読むことになるでしょう。
読書感想も含めていろいろと頑張りたい一か月であります。
posted by 森山 樹 at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録