2013年11月29日

購入録(2013.11.29)

畠中恵 やなりいなり 新潮文庫 ¥546

〈しゃばけ〉シリーズの文庫版最新巻。
順調に巻を重ねていますね。
途中から読んでいないので,また読み返したいもの。
倦怠感は覚えるけれど雰囲気は大好きなのです。

〈2013年書籍購入覚書〉 計130冊 ¥130,370

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2013年11月26日

購入録(2013.11.26)

京極夏彦 書楼弔堂 破暁 集英社 ¥1,995
レイニ・テイラー 煙と骨の魔法少女 ハヤカワ文庫FT ¥1,050

京極夏彦の新刊ということで『書楼弔堂 破暁』を購入。
明治20年代の本屋が舞台ということで大いに期待。
でも,やっぱり〈妖怪〉シリーズの新作が読みたいです。
早く書いてくれないものですかねえ。
『煙と骨の魔法少女』も結構好みっぽい。
ハヤカワ文庫FTはたまる一方になっていますけれども。

〈2013年書籍購入覚書〉 計129冊 ¥129,824
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2013年11月24日

高田崇史『QED〜flumen〜ホームズの真実』

〈2013年読書感想26冊目〉
高田崇史『QED〜flumen〜ホームズの真実』


 〈QED〉シリーズの最新作。本篇は既に完結しているので番外篇という位置付けになります。尤も,本篇と番外篇の明確な差異は感じられないシリーズなので気にする必要は全くありません。本篇最終巻とされた『QED 伊勢の曙光』よりも時間軸は後の作品でありますから,タタルと奈々のその後が描かれるのが素直に嬉しい。また,シリーズ第3作目『QED ベイカー街の問題』で登場した緑川友紀子が再登場するのも懐かしい気分になります。今作で扱われるのは題名通り“シャーロック・ホームズ”ということになりますが,それと紫式部を絡めてくるのは如何にも独創的。タタルと奈々が巻き込まれる事件に魅力を感じないのはいつもの常でありますが,このシャーロック・ホームズと紫式部の意外な関連性には思わず感嘆させられました。勿論,牽強付会な点は否めませんが,それも含めてこういうものは楽しんだ方が勝ちだと思えるのですよね。また,『QED ベイカー街の問題』でタタルが披露した説を友紀子が鮮やかに覆すというのも〈QED〉を読み続けてきたものとしては楽しみました。基本的には如何にも〈QED〉という雰囲気の作品であります。物足りなさも感じますが,先ずは完結した作品に新たな物語が付加されたことを素直に喜びたいもの。タタルと奈々の関係があまり変わっていないように思えるのも微笑ましい。強烈な印象が残るわけではありませんが,〈QED〉の最新作として素直に楽しめる作品であるように思います。十分に満足です。

 余談。巻末には「QEDパーフェクトガイドブック」と掌編「二次会はカル・デ・サック」が収録されています。「QEDパーフェクトガイドブック」は〈QED〉シリーズの隠されたテーマなどが語られており,資料としても読み物としても楽しい。これだけでも〈QED〉シリーズ好きとしては充分な価値を見出すことが出来ます。個人的には更なる新作を期待したいところではありますが,どうなることかなあ。
タグ:高田崇史
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2013年11月22日

購入録(2013.11.22)

吉田篤弘 針がとぶ 中公文庫 ¥720
本村凌ニ 馬の世界史 中公文庫 ¥780

『針がとぶ』は吉田篤弘の短篇集。
〈月舟町〉シリーズの最新作を待っているのだけどなあ。
早く刊行して欲しいものであります。
やっぱりあのシリーズが一番好きなので。
『馬の世界史』はJRAの馬事文化賞受賞作品。
歴史趣味者としての購入であります。
馬と人間の文明史という見方が楽しみ。

〈2013年書籍購入覚書〉 計127冊 ¥126,779
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2013年11月20日

購入録(2013.11.20)

ヴィクトル・アルナル・インゴウルフソン フラテイの暗号 創元推理文庫 ¥1,197
キャロル・ネルソン・ダグラス おめざめですか,アイリーン 創元推理文庫 ¥1,470

創元推理文庫の新刊を2冊購入。
『フラテイの暗号』は予定になかったけど面白そう。
アイスランドを舞台としたミステリィであります。
伝承を集めた古文書が鍵となるというのが何とも魅力的。
『おめざめですか,アイリーン』はホームズ・パスティーシュ。
その名のとおりアイリーン・アドラーが主人公であります。
此方も設定はかなり好み。
第1作目も早めに読まないといけません。
最近,読書はあまり進んでいないのですけれどね。

〈2013年書籍購入覚書〉 計125冊 ¥125,279
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2013年11月17日

加藤実秋『チョコレートビースト』

〈2013年読書感想25冊目〉
加藤実秋『チョコレートビースト』


 復刊に伴い再読中の〈インディゴの夜〉シリーズの第2作目です。今作あたりから〈インディゴの夜〉シリーズの定番登場人物が固まってきた印象があります。晶と塩谷さん,憂夜さんを筆頭に犬マンやアレックス,ジョン太,DJ本気といったClub indigoの面々の掛け合いが素直に楽しい。夜の街を駆けるのにホストという肩書は最適なのでありましょう。表社会と裏社会の狭間に位置する若者たちの疾走が素直に羨ましく思えます。今巻でもClub indigoが巻き込まれる事件は多彩なもの。何処か人情的な雰囲気が漂うのは主人公である晶の気質によるところが大きいのでしょう。彼女の1980〜90年代趣味は今回も炸裂。それがまた心地良いのです。収録されている4篇はどれも同程度に好み。歌舞伎町No.1ホストである空也が依頼主という事件も混ざっており,飽きさせません。この晶と空也の微妙な関係が結構好みなのですよね。そんな空也からも尊敬される憂夜さんの謎めいた素性は深まるばかりですけれども。なぎさママの愛犬四十三万円ことまりんが誘拐される表題作「チョコレートビースト」が一番楽しいかなあ。塩谷さんが意外な格好良さを見せる「マイノリティ/マジョリティ」も好きなのだけれども。今作も前作『インディゴの夜』に大幅な加筆がされているとのこと。但し,雰囲気は全く変わっておりません。そのあたりは嬉しい。また,引き続き書き下ろしの「レッドレターデイ」も収録されています。此方はまとめて読みたかったなあ。新たな表紙も作品の雰囲気を上手く醸し出していると思います。このまま順調に復刊し,新作の刊行へと至って欲しいものであります。
タグ:加藤実秋
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2013年11月10日

朱川湊人『鏡の偽乙女』

〈2013年読書感想24冊目〉
朱川湊人『鏡の偽乙女』


 大正時代を舞台とした連作短篇集。朱川湊人らしくファンタジィともミステリィともホラーともつかない雰囲気が素直に好みであります。幻想と怪異に満ちた物語は何処か郷愁を感じさせ,切なさと愛おしさが入り混じった空気を醸し出しています。端正な文章も大変に美しい。5篇が収録されていますが,個々の作品は基本的に独立しています。“みれいじゃ”と作中で呼ばれる生きる死者を巡る物語が中心となりますが,必ずしも“みれいじゃ”が登場するわけでもありません。但し,この“みれいじゃ”が扱われる物語は印象的なものが多いのも事実であります。“みれいじゃ”はこの世への執着を持った者がなる存在であり,自らの死を他人に知られると消滅する存在でもあります。絶対悪というべき者ではなく,寧ろ愛故にこの世に未練を残した存在ということもあり,哀切な結末を迎えることが多いのも事実。だからこそ,“みれいじゃ”を操る黒幕である“蒐集家”と呼ばれる謎の人物への怒りを覚えてしまいます。その“蒐集家”の手先となって暗躍する琴町三郎の胡乱な存在感はかなり好み。主人公である槇島功次郎と穂村江雪華の前に今後も幾度となく姿を見せることになるのでしょう。収録されている5篇の中ではやはり「夜の夢こそまこと」が一番好き。その題名通りに江戸川乱歩に纏わる悲しい物語であります。“みれいじゃ”とそれを成仏させる絵を描く雪華の物語はまだ終わっていません。結末で匂わされた続篇の刊行を期待したいと思います。陰鬱たる出来事が続く大正という時代に“みれいじゃ”と雪華との物語が如何なる帰結を迎えるのか楽しみであります。
タグ:朱川湊人
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購入録(2013.11.10)

山本弘・他 超時間の闇 創土社 ¥1,785
西崎憲・編 怪奇小説日和 ちくま文庫 ¥1,050

『超時間の闇』は〈Cthulhu Mythos Files〉の一冊。
相変わらず順調に刊行されていますね。
シリーズ内で版型が統一されないのは何でだろう。
何はともあれ,今後も続いて欲しいものです。
積読本も溜まってきたけれども。
『怪奇小説日和』は怪奇小説短篇集。
勿論,大好物であります。
少しずつ呼んで行きたい所存。

〈2013年書籍購入覚書〉 計123冊 ¥122,612

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2013年11月08日

購入録(2013.11.08)

五代ゆう グイン・サーガ(131)パロの暗黒 ハヤカワ文庫JA ¥693
森晶麿 黒猫の刹那あるいは卒論指導 ハヤカワ文庫JA ¥735
野尻抱介 女子高生,リフトオフ! ハヤカワ文庫JA ¥735

『パロの暗黒』は〈グイン・サーガ〉の最新巻。
栗本薫を五代ゆうと宵野ゆめ,ふたりの作家が引き継ぎます。
〈グイン・サーガ〉を愛する者としては複雑な気持ちです。
しかし,改めて続きが読めるというのは素直に嬉しい。
栗本薫が想い描いた帰結とは異なるかもしれませんが,
再び〈グイン・サーガ〉が読めることを喜びたいと思います。
『黒猫の刹那あるいは卒論指導』は〈黒猫〉シリーズ短篇集。
此方も大好きなシリーズであります。
なるべく早めに取り掛かりたいものです。

〈2013年書籍購入覚書〉 計121冊 ¥119,777


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2013年11月05日

購入録(2013.11.05)

松崎有理 あがり 創元SF文庫 ¥903
石毛直道 世界の食べもの 講談社学術文庫 ¥1,008

『あがり』は連作SF短篇集。
結構自分好みな作品の気がします。
それ程遠くない時期に読み始めるつもり。
かなり期待しています。
『世界の食べもの』は食にまつわる入門書。
食い歩きブログを開設したことをきっかけに勉強したくなりました。
時間がある時に少しずつ読もうと思います。

〈2013年書籍購入覚書〉 計119冊 ¥117,614
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2013年12月書籍購入予定

12.01 水野良 ロードス島戦記(2)炎の魔神 角川スニーカー文庫
12.05 田中芳樹 アルスラーン戦記(5)征馬孤影 光文社文庫
12.05 伽古屋圭一 帝都探偵物語 謎解け乙女 宝島文庫
12.06 梶尾真治 おもいでエマノン 徳間文庫
12.06 ゲイル・ギャリガー ソフロニア嬢,発明の礼儀作法を学ぶ ハヤカワ文庫FT
12.06 宵野ゆめ グイン・サーガ(132)サイロンの挽歌 ハヤカワ文庫JA
12.06 小川一水 天冥の標(8)新世界ハーブC ハヤカワ文庫JA
12.06 ラヴィ・ディドハー ブックマン秘史(2)影のミレディ ハヤカワ文庫SF
12.10 舟田詠子 パンの文化史 講談社学術文庫
12.13 佐藤亜紀 醜聞の作法 講談社文庫
12.21 ピーター・トレメイン 翳深き谷(上) 創元推理文庫
12.21 ピーター・トレメイン 翳深い谷(下) 創元推理文庫
12.21 レイ・カーソン 炎と茨の姫 創元推理文庫
12.21 ジョゼフ・ディレイニー 魔使いの弟子 創元推理文庫
12.21 ローナ・バレット サイン会の死 創元推理文庫
12.25 小野不由美 十二国記 華胥の幽夢 新潮文庫
12.25 仁木英之 先生の隠しごと 新潮文庫
12.25 三上延 ビブリア古書堂の事件手帖(5) メディアワークス文庫

暫定版ですが楽しみな本が多くて嬉しいです。
何と言っても,〈修道女フィデルマ〉シリーズ『翳深い谷』の邦訳が嬉しい。
もっと早い頻度で刊行されてもいいのになあ。
『ビブリア古書堂の事件手帖』の最新巻にも期待します。
物語は後半に突入ということで転機が訪れそうな予感があります。
今月に続いて〈グイン・サーガ〉の新刊も刊行予定。
五代ゆうと宵野ゆめのふたりが交互に書き綴る形式となるのかしら。
栗本薫ではないにせよ,続きが読めるというのは僥倖であります。
〈アルスラーン戦記〉と〈ロードス島戦記〉の再読も復刊に合わせて進めたいもの。
2013年を締めくくるに相応しい読書を行いたいものであります。
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2013年11月04日

2013年10月読書記録

2013年10月に読んだ本は以下の通り。
皆川博子『開かせていただき光栄です』
ジェフ・ライス『事件記者コルチャック』
加藤実秋『Dカラーバケーション』
森晶麿『黒猫の薔薇あるいは時間飛行』

10月の読書は4冊。
やや低調ではありますが最低限の読書は出来たかなという印象。
たまっている本の感想を書くことに精を出しておりました。
『開かせていただき光栄です』は18世紀英国を舞台にしたミステリィ。
彼のジョン・ハンターを彷彿とさせる外科教室が実に素敵。
実在する人物が登場する歴史ミステリィは素直に好みであります。
読了するのには結構骨が折れましたけれどね。
『事件記者コルチャック』は同名の海外ドラマの原作小説。
怪奇趣味に彩られた雰囲気がたまらなく良い。
皮肉に満ちた結末も印象深いものがあります。
『Dカラーバケーション』は再読。
〈インディゴの夜〉の復刊はこれで一段落ですね。
来春に予定されている新作長篇の刊行を期待します。
『黒猫の薔薇あるいは時間飛行』は〈黒猫〉シリーズの第3作目。
日本とフランス,付き人と黒猫がそれぞれ異なる事件を追います。
ふたつの事件が有機的に絡み合う構成が楽しい。
そして,垣間見える付き人への黒猫の想いが微笑ましく切ないのです。
 
11月はもう少し読書量を増やしたいもの。
とりあえず復刊された水野良『ロードス島戦記 灰色の魔女』は読了。
久しぶりに読みましたが結構細部の展開を忘れておりました。
今後も順次刊行されるらしいので読み続けて行きたいと思っています。
新刊では〈黒猫〉シリーズの書き下ろし短篇集が楽しみ。
今一番心待ちにしている作品かもしれません。
〈グイン・サーガ・ワールド〉で連載されていた『パロの暗黒』も読むつもり。
作者は変わるとは言え〈グイン・サーガ〉の続きが読めるのは嬉しいです。
京極夏彦の新作である『書楼弔堂』も気になっています。
どちらかというと早く〈妖怪〉シリーズの新作を書いて欲しいものですけれども。
読書と同時に感想書きも頑張りたいと思います。
何とか年内には即時更新へと切り替えたいものであります。
posted by 森山 樹 at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録