2014年05月31日

購入録(2014.05.30)

ポール・アダム ヴァイオリン職人の探求と推理 創元推理文庫 ¥1,166
ブライアン・ラムレイ 風神の邪教 創元推理文庫 ¥994

ちょっと体調を崩しています。
趣味活動が滞り気味。
来月は忙しいので何とか復調したいものです。
『ヴァイオリン職人の探求と推理』は音楽ミステリィかな。
題名に惹かれました。
衒学的な嗜好が強いと面白いのだけれども。
『風神の邪教』は〈タイタス・クロウ・サーガ〉の最新巻。
残すは後2冊ということになるのかな。
此方は早速読み進めたいと思います。

〈2014年書籍購入覚書〉 計67冊

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2014年05月25日

ピーター・トレメイン『翳深き谷(上)』

〈2014年読書感想2冊目〉
ピーター・トレメイン『翳深き谷(上)』


 西暦7世紀のアイルランドを舞台とした〈修道女フィデルマ〉シリーズの長篇第6作目。古の神々を信奉する禁忌の谷グレン・ゲイシュで発生した殺人事件の謎に修道女フィデルマとサクソン人の修道士エイダルフが挑むことになります。三十三人の若者が惨殺されるという儀式めいた事件が非常に魅力的。また,フィデルマとエイダルフを迎え入れるグレン・ゲイシュの人々の胡乱さがたまりません。特にグレン・ゲイシュの族長であるラズラに仕えるドゥルイドのムルガルの存在が興味深い。キリスト教の信徒であるフィデルマと立場を異にする為に悉く対立しますが,それでいて何処となく憎めない感じもあるのですよね。論理的で怜悧な知性もフィデルマに匹敵する雰囲気を漂わせます。また女傑と呼ぶに相応しいラズラの妹オーラやフィデルマと同じくキリスト教を広める為にグレン・ゲイシュを訪れたソリン修道士なども油断の出来ない存在に思えます。個人的には美貌の薬草治療師マルガが気になるところであります。物語はまだ前半ということでグレン・ゲイシュの入り口で発見された三十三体の円形に配置された亡骸の謎をフィデルマたちが追っている段階。但し,不穏な雰囲気が徐々に高まって行くのを感じます。グレン・ゲイシュ側もキリスト教を受け入れようとするラズラに対するムルガルやオーラといった図式となっており決して一枚岩とはなっていません。やがて勃発するであろう更なる事件の予感が物語への期待感を否が応にでも高めてくれます。やはり〈修道女フィデルマ〉シリーズの雰囲気を愛して止みません。
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2014年05月24日

購入録(2014.05.24)

菊地秀行 ヨグ=ソトース戦車隊 創土社 ¥1,080
小川一水 天冥の標VIII ジャイアント・アークPART1 ハヤカワ文庫JA ¥778

『ヨグ=ソトース戦車隊』は〈Cthulhu Mythos Files〉の最新作。
題名だけで心を引き寄せられてしまいます。
『邪神艦隊』の続篇ということでいいのかな。
〈天冥の標〉も順調に巻を重ねていますね。
途中で読むのを休止しているので再開したいところ。
先ずは積読山脈の中から発掘しないといけませんけれども。

〈2014年書籍購入覚書〉 計65冊

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2014年05月16日

購入録(2014.05.16)

田中芳樹 アルスラーン戦記(14)天鳴地動 光文社ノベルス ¥907
仁木英之 乾坤の児 千里伝 講談社文庫 ¥659

何といっても,6年ぶりに刊行の〈アルスラーン戦記〉が嬉しい。
早速読書を進めています。
残すは後数冊。
早期の刊行を求めたいものであります。
完結してほしくないという気もするのだけれどね。
この次は〈タイタニア〉の最終巻の執筆に取り掛かるようです。
此方も早く読みたいものであります。

〈2014年書籍購入覚書〉 計63冊


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2014年05月14日

購入録(2014.05.14)

門井慶喜 人形の部屋 創元推理文庫 ¥842

創元推理文庫の新刊を購入。
門井慶喜作品を読む気になったのは久しぶり。
歴史ネタが多く取り上げられているとのことです。
日常の謎系ミステリはちょっと辟易気味なのですけれどね。
とりあえず楽しめると嬉しいなあ。

〈2014年書籍購入覚書〉 計61冊

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2014年05月12日

2014年6月書籍購入予定

06.06 レイニー・テイラー 星明りと真紅の日々と(上) ハヤカワ文庫FT
06.06 レイニー・テイラー 星明りと真紅の日々と(下) ハヤカワ文庫FT
06.12 田中芳樹 アルスラーン戦記(6)風塵乱舞 光文社文庫
06.12 森谷明子 緑ヶ丘小学校大運動会 双葉文庫
06.13 初野晴 アマラとカマラの丘 講談社文庫
06.20 五代ゆう グイン・サーガ(133)魔聖の迷宮 ハヤカワ文庫JA
06.21 マーヴィン・ピーク タイタス・アウェイクス 創元推理文庫
06.21 エヴァンジェリン・ウォルトン スィールの娘 創元推理文庫
06.23 若竹七海 御子柴くんの甘味と捜査 中公文庫
06.25 峰守ひろかず 絶対城先輩の妖怪学講座(4) メディアワークス文庫

割と少なめだけど楽しみな作品は結構あります。
何といっても,〈グイン・サーガ〉正篇の続刊が刊行されるのが嬉しい。
先ずは五代ゆうによる『魔聖の迷宮』であります。
宵野ゆめの方の新刊も早期に望みたいもの。
流石に栗本薫の如き刊行速度を望むことは出来ませんけれども。
『アルスラーン戦記(6)風塵乱舞』は再刊ですね。
内容をあまり覚えていないので再読が楽しみです。
此処のところはまっている〈絶対城先輩の妖怪学講座〉の新刊にも期待。
また,若竹七海の作品の刊行も待ち遠しいものがあります。
読書の充実する月にしたいものです。
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2014年05月11日

水野良『ロードス島戦記(4)火竜山の魔竜(下)』

〈2014年読書感想1冊目〉
水野良『ロードス島戦記(4)火竜山の魔竜(下)』


 上巻に引き続き『ロードス島戦記(4)火竜山の魔竜(下)』を読了。水竜エイブラ,そして魔竜シューティングスターとロードス島に巣食う五色のドラゴンのうちの2体との戦いが描かれる巻であります。そして,カシューとアシュラムの一騎打ちも用意されています。また,今後のロードス島の歴史を大きく左右することになる魂の水晶球が登場するなど,続巻への布石も非常に楽しい。後にパーンの仲間となるグラスランナーの吟遊詩人兼盗賊のマールの初登場もあるなど盛り沢山の内容となっています。とは言え,やはり中心となるのは狂戦士オルソンの物語。ドラゴンの咆哮で怒りの感情が恐怖に打ち消されるというのはゲームの設定的にも非常に納得。シーリスを守る為に自らを狂戦士化して散っていくという最後も予定調和ながら格好いいです。また,魔竜シューティングスターも古代王国の魔法に縛られていたという設定が面白い。カシュー,アシュラム,パーンというロードス島を代表する戦士が一堂に会してのドラゴンとの戦いは燃えます。それをスレイン,レイリア,ディードリット,セシル,ホッブが支援し,マールとフォースが牽制役という豪華ぶり。首尾よくシューティングスターを倒した後のカシューとアシュラムの戦いの帰結もファーンとベルドの戦いを想起させます。パーンとアシュラムの戦いも此処から始まるのですよね。その意味においても様々な因縁の始まりとなった巻と言えるのでありましょう。個人的にはマールが告げるカシュー王の過去が明かされたのが嬉しい。ロードス島を含むフォーセリアの歴史を追ってきたものとしてはやはり感慨深いものがあります。〈ロードス島戦記〉も前半が終わり,更なる戦いが幕を開けます。支配の王錫を巡る戦いには姿を見せなかった灰色の魔女カーラの動向も気になるところ。引き続き再読を進めていきたいと思います。
タグ:水野良
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2014年05月10日

購入録(2014.05.10)

野尻抱介 ロケットガール(4)魔法使いとランデヴー ハヤカワ文庫JA ¥714
ジェシカ・シャーヴィントン ヴァイオレット 目覚めのとき ハヤカワ文庫FT ¥994

ハヤカワ文庫の新刊発売日。
〈ロケットガール〉シリーズは順調な復刊。
しかし,初出は10年以上前の作品なんだよなあ。
今読むと描写を古く感じるのでしょうか。
『ヴァイオレット 目覚めのとき』はジュブナイル小説。
天使の血を引く少女が堕天使と戦う物語のようです。
ありがちな設定に如何に新味を加えるかに注目。
映像化も進められているシリーズのようですね。

〈2014年書籍購入覚書〉 計60冊

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水野良『ロードス島戦記(3)火竜山の魔竜(上)』

〈2013年読書感想44冊目〉
水野良『ロードス島戦記(3)火竜山の魔竜(上)』

 新装版に伴い再読の〈ロードス島戦記〉の第3巻。魔竜シューティングスターとの戦いが描かれる作品です。パーンとカシュー王の宿敵として黒衣の将軍アシュラムが本格的に物語に姿を見せる点においても大きな意味を持ちます。新たにパーンの仲間としてオルソン,シーリスが登場。女傭兵シーリスは後にロードス島における重要な位置を占めることになります。このあたりは前巻から登場のフォース同様にこの時点では全く予想が出来ませんでした。アシュラムに従うホッブ司祭やグローダーらの運命の変転も興味深い。特にグローダーは〈ロードス島戦記〉を通じても大好きな人物のひとりであります。アシュラムとカシューが争奪することになる支配の王錫を守護する魔竜シューティングスターはドラゴンが最強の生物であることを証明するが如くの貫録を見せつけてくれます。相変わらず,展開は早め。今にして思えば,もう少し個々の人物描写を深めても良かったのになあとは思います。特にアシュラム配下のグローダーはともかくとしてアスタールやガーベラ,スメディ,ギルラムといったあたりはもう少し個性が欲しかったところです。登場人物が多い割には焦点があてられる人物が少ない印象なのですよね。尤も,それがゆえにパーンやディードリット,スレイン,レイリアたちの個性は際立っているのですけれども。因みに今巻で一番好きな場面は冒頭でのニースとアシュラムとの対面。改めて読むと既にアシュラムが邪悪な存在ではないということが強調されていたのだなと感じます。或る意味では彼の今後を示唆するかのようでもありました。上巻ということで中途半端なところで終わっているのは仕方がないところ。カシューとパーンがアシュラムや魔竜シューティングスターと実際に剣を交える下巻への大きな期待感を持たせる巻ではありました。
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2014年05月06日

宵野ゆめ『グイン・サーガ(132)サイロンの挽歌』

〈2013年読書感想43冊目〉
宵野ゆめ『グイン・サーガ(132)サイロンの挽歌』

 宵野ゆめによって綴られる〈グイン・サーガ〉正伝の第132巻です。五代ゆう版とは舞台を異にし,豹頭王グインによって統治されるケイロニアが舞台となります。衝撃的であった『パロの暗黒』程ではないものの此方も物語は急展開。栗本薫によって予告されていた『売国妃シルヴィア』に至るグインの苦闘が描かれます。トルクの巨大な群れに幽閉されたシルヴィア王妃を巡って暗躍する謎の男と異常な事態に翻弄されるケイロニアの王都サイロンはまさに呪われた都と呼ぶに相応しい有様。何といっても,七人の魔道士事件からは僅か一年しか経っていないのに異変が続くというのは不穏に過ぎます。この事態にグインを始めとするケイロニアが如何に立ち向かうかが楽しみ。但し,宰相ハゾスがそれ程有能に思えないのは非常に不安。シルヴィアが生んだ不貞の子を死産と偽るべきではなかったかと思われます。アキレウス皇帝の危篤に際してもローデス選帝侯ロベルトの活躍のほうが印象深いですね。個人的には〈青ガメ亭〉の女将ロザンナや薬師ニーリウスらが今後存在感を発揮してくれることに期待します。また,シルヴィアの為に愛と忠誠を捧げるパリスの扱いが非常に良くなったのも興味深い。姿を消したシルヴィアともども今後の消息がケイロニアに大きな影響を及ぼすことになるでしょう。彼にトルクを操る力を与えたのが何者なのかも気になるところです。何はともあれ,十分に満足の行く作品でありました。宵野ゆめ版〈グイン・サーガ〉の次巻は愈々『売国妃シルヴィア』ということになります。ケイロニアに災厄を齎すシルヴィアの帰結が楽しみであります。個人的にはシルヴィアには同情的であり,彼女を此処まで追いつめたハゾスたちにこそ問題があると思っているのですけれどね。
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2014年05月02日

2014年4月読書記録

2014年4月に読んだ本は以下の通り。
若竹七海『暗い越流』
北森鴻『うさぎ幻化行』
水野良『ロードス島戦記(6)ロードスの聖騎士(上)』
水野良『ロードス島戦記(7)ロードスの聖騎士(下)』

読了数は4冊。
いろいろと忙しくて読書が停滞しておりました。
もう少し読みたいところではあったのだけれどなあ。
GWを機会に仕切り直しと行きたいところであります。
『暗い越流』は久々に読む若竹七海の短篇集。
葉村晶が主役を務める作品が2篇あるのが嬉しい。
どの作品も強烈な人間の悪意が光っています。
如何にも若竹七海の真骨頂といった雰囲気の作品ばかり。
『うさぎ幻化行』は北森鴻の遺作のひとつ。
但し,個人的には結末に弱さを感じてしまいました。
端正で清冽な文章は相変わらず好みではあるのだけどね。
序盤の雰囲気が非常に良かっただけど後半の失速感が残念です。
新装版〈ロードス島戦記〉はこれにて読了。
改めての再読でしたが素直に楽しかった。
パーンとアシュラムの別れはやはり名場面ですねえ。
宿敵が互いの力量を認めあうということに燃えてしまいます。
是非とも〈ロードス島伝説〉〈新ロードス島戦記〉も復刊して欲しい。

5月は何と言っても〈アルスラーン戦記〉の新刊が嬉しい。
蛇王ザッハークとの戦いが本格的に始まる筈。
勿論,購入後は即読書に取り掛かることになるでしょう。
後は〈タイタス・クロウ・サーガ〉の最新巻も楽しみ。
出来うる限り,多くの読書をしたいものであります。
停滞している読書感想も何とか進めていかないとなあ。
posted by 森山 樹 at 06:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録