2009年05月27日

栗本薫女史の訃報について

作家の栗本薫さんが死去

そおか,自分はこんなにグイン・サーガが好きだったんだな。

流石に今日は残業する気分にはなれなかったので,
定時で上がってきました。
帰路の自動車の中でも頭の中は栗本薫女史の訃報ばかり。
いつかは死にゆく運命とはいえ,まだ56歳。
あまりにも早すぎます。

このブログでは辛辣な感想を綴っていましたが,
それはグイン・サーガ初期の素晴らしさを知っているからこそ。
最早「カリンクトゥムの扉」や「豹頭王の花嫁」を読むことはできません。
それがただただ悲しい。
誰かが女史の意志を継いで続きを書いたとしても,
それは“栗本薫の”グイン・サーガではありません。
女史が思い描いていた中原の行く末を見届けたかった。
その想いだけが残ります。

自分がグイン・サーガを読み始めたのは高校生の時。
今までの人生の半分はグイン・サーガとともにあったことになります。
グイン・サーガは確かに自分の一部であり,
栗本薫女史から受けた影響には多大なものがあります。
少なくともグイン・サーガに出会わなければ今の自分ではありません。
そのことははっきりと言えます。

闘病日記を読んで覚悟はしていましたが,
呆気ないほどに早くその日が来てしまいました。
久しぶりに涙腺が刺激されるものを感じます。
作家の死に涙するのはこれが初めてかもしれません。

貴女の残した物語を決して忘れません。
素敵な贈り物をありがとうございました。
哀悼と感謝の意を貴女に捧げます。
そして何時の日か貴女と同じ場所へと行った時に,
グイン・サーガの続きが語られることを楽しみにしています。
本当にありがとうございました。




未だに感情が収まりません。
落ち着いたらグイン・サーガの想い出を書きたいと思います。
今日はとりあえず故人の魂に乾杯します。
posted by 森山 樹 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報
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