2010年01月09日

2009年の反省と2010年の抱負

 ここのところ毎年のように書いているように読書量の減少傾向に歯止めが止まりません。といっても,本を読む時間がないわけではなくて,単純に時間の使い方が下手な為。特に2009年は矢鱈と時間のかかるゲームが多かった所為もあって,そちらに時間が割かれてしまいました。2010年は意識的に読書に費やす時間を増やしていきたいものです。

 昨年の自分にとって一番大きな出来事は栗本薫女史が5月に逝去されたということ。そして,それに伴って〈グイン・サーガ〉が130巻『見知らぬ明日』をもって未完のままに終了したということでした。定命の運命の人の子故に仕方がないことではあるのですが,それでも尚ただ只管に残念な想いだけが残っています。〈グイン・サーガ〉に出逢えたことに感謝を。そして,栗本薫女史には「ありがとうございます」「おつかれさまでした」という言葉を贈ります。

 2009年に読んだ本は感想を未だ書いていない6冊を含めると計58冊。少なかった昨年よりも更に4冊の減少となりました。此れは大いに反省せねばならぬところ。うち,海外作品は7冊に留まりました。基本的には海外作品のほうが好きなはずなのですけれど,何故か昨年は国内作品に偏った読書となってしまったようです。少ない読了本の中から敢えて2009年に最も気に入った一冊を上げるとするならば,誉田哲也『武士道シックスティーン』と結城浩『数学ガール』でしょうか。と言っても,前者はまだ感想を書いていなかったりするのですけれど。どちらも郷愁感を覚える素敵な青春劇に仕上がっていたように思います。読後感の爽やかさが魅力的でした。また,上田早夕里『魚舟・獣舟』も粒揃いの短篇が魅力的なSF作品でした。中でも「小鳥の墓」は今年読んだ短篇の中では最高に好きな作品です。海外作品ではピーター・トレメイン『修道士フィデルマの叡智』が面白かったな。此方は既刊の早期の翻訳を期待したいところです。

 さて,2010年の目標としては単純に読書量を増加傾向に転じるということを上げたいと思います。既に本読みを名乗るのもおこがましい程の読書量ですので,せめて1週間に2冊換算の100冊は読みたいところ。そして,極力新刊書籍から読書をしていきたいと思っています。それが積読を減らす為に有効であることを信じています。
posted by 森山 樹 at 11:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑文
この記事へのコメント
新年おめでとうございます。
年末、体調を崩されていたようですが、もうすっかりお元気なようでよかったです。
森山さんの本選びのセンス、わたしにとっては神なのです^^
今年も是非是非、崇めさせて・・もとい、
参考にさせて頂いて、そして、少しでも多く手に取れたらいいなぁと思います♪

森山さんのレビューを拝見させて頂いて、
ピーター・トレメインの修道士フィデルマ・シリーズに擽られています。
できれば今年、読み始められたら・・という抱負を胸に温めています♪
Posted by susu at 2010年01月09日 11:59
>susuさん
今年も宜しくお願いしますー。
体質が微妙に弱いので直ぐに熱を出すのです。
いわゆる幼児体質(苦笑)。

本選び,センスあるんでしょうか(汗)。
かなり偏っていますのであくまでも参考程度にお願いします。
〈修道女フィデルマ〉は素敵なミステリですよー。
作者のピーター・トレメインは『アイルランド幻想』もお勧めです。
こっちはホラー小説ですけれど。
Posted by 森山 at 2010年01月09日 14:56
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