2011年01月06日

2010年の反省と2011年の抱負

 購入本は200冊で昨年よりも10冊増加した一方で,読了本は昨年よりも2冊少ない56冊に留まりました。単純計算でその分積読本も増加しているということになります。相変わらず,読書する時間がないわけではないのだけど,時間の使い方が下手すぎます。趣味の均衡もある程度は取っていきたいところ。結局のところ,時間のかかるゲームばかりやっているのが問題なのよね。

 北森鴻氏が亡くなったことは自分の中では大変大きな出来事でした。同郷の得難いミステリ作家を失ったように思います。また,翻訳小説読みとしては浅倉久志氏が亡くなられたことにも衝撃を受けました。〈ファファード&グレイマウザー〉を始めとして,氏の翻訳された小説は今の自分を形作る大切な要素のひとつとなっています。一昨年の栗本薫女史の逝去もそうですが,自分が年を経るに連れて,大好きな作家を見送ることが増えてきました。定命の人の子であるが故に避けられない運命ではありますが,やはり寂寥の念を感じずにはいられません。

 2010年に読んだ小説のうち海外作品全部で12冊。これはもう少し増やしていきたいところではあります。但し,1年を振り返った時に印象的な作品は海外作品に集中しているのが面白いところ。詰まる所,基本的に自分は海外小説志向の強い本読みではあるのでしょう。分野としてはミステリが多め,次いでホラー小説といった感じかな。ファンタジィやSFの割合がかなり減ってしまいました。ライトノベルはやはり苦手感を否定できませんが,それでも自分の肌に合う作品は今後とも読んでみようと思います。

 昨年読んだ作品の中で特に心に残った作品はルイス・ベイヤード『陸軍士官学校の死』とジョー・ウォルトン『英雄たちの朝』が双璧と言えるでしょう。この二作品は群を抜いています。やはり海外作品の重厚な雰囲気はたまらないものがあります。日本人作家の作品では初野晴『退出ゲーム』がなかなかのお気に入り。また,加藤実秋の作品も安定して楽しむことが出来ました。勿論,今年初めて読んだ野村美月〈“文学少女”〉シリーズもそれなりに気に入っています。それでも,やはり上述の二作品には遠く及びません。ピーター・トレメイン『修道女フィデルマの叡智』も好みですね。久しぶりの新刊だった若竹七海『みんなのふこう』も面白かったな。

 2011年の目標としては昨年同様に読書を質量ともに充実させることが最大の命題となります。極力,積読本を減らす努力も講じたいもの。また,読書の幅を広げることもひとつの目標としたいと思います。今までに読んだことのない作家に積極的に挑んでいこうと思っています。量的な目標はやはり年間100冊ですね。読書量を誇る気はありませんが,せめて本読みを名乗れるに足るだけの読書を心がけたいと思います。
posted by 森山 樹 at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文
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