2013年01月08日

2012年の反省と2013年の抱負

 購入数は173冊。前年よりも11冊の減少。読書数は32冊。此方は12冊の減少。一年を通じて過去最悪級に読書意欲に欠ける年となってしまいました。一か月の平均読書数が3冊に届いていないのだものなあ。読みたい本がないわけではないのだけど,読書への集中力を失っていた印象があります。手軽に取りかかれるゲームや映画に接した時間が読書を上回っていたのも此れに拍車をかけたかもしれません。今年は意識して読書時間を設けるようにしたいところ。相変わらず外出時の電車内が一番読書が進む時間というのもどうかなあとは思うのですけれども。

 世間的には電子書籍が躍進をした一年だったといっていいのかな。自分はまだ媒体を手にしていないので触れてはいませんが,今年は可能であれば電子書籍を試験的に導入してみるつもりです。媒体としてはAmazonのKindleが一番心惹かれるものがありますね。特にKindle paperwhiteは思った以上に読み易い印象がありました。3Gタイプだと何処でも容易に書籍を購入出来るのも嬉しい。電子書籍を導入することで積読本の劇的な改善となればいいなあと思います。尤も,紙媒体で欲しい作品については結局買ってしまうことになるのでしょう。

 傾向を分析できる程,2012年は読書をしたわけではないのですが,個人的には特に年末にかけて海外作品欲が高まるのを感じていました。実際のところは32冊中9冊だから目立って多いわけではないのですけれどね。また,これまで大好きだった所謂“日常の謎”系ミステリにやや辟易し始めたのもある種の傾向と言えるのかもしれません。田中芳樹の〈アルスラーン戦記〉や笹本祐一〈妖精作戦〉など復刊されたシリーズを再読する機会も多かったですね。これは逆を言えば新規作品に接する量が減ったということであり,反省材料ともなります。本当に久しぶりに読んだ〈妖精作戦〉シリーズの懐かしさは格別なものがありましたが。時を経ても面白い作品は面白いのだなあと痛感します。

 少ない読書数から敢えて印象に残った作品を上げるとするならば,国内作品では初野晴『空想オルガン』『千年ジュリエット』,海外作品ではジョー・ウォルトン『バッキンガムの光芒』ということになりましょうか。『空想オルガン』と『千年ジュリエット』は〈ハルチカ〉シリーズと呼ばれる連作ミステリ短篇集。悔しいくらいに面白さを感じます。やや不穏な展開を予感させるのが不安ではありますが,続きが気になって仕方ありません。『バッキンガムの光芒』は〈ファージング〉最終巻。〈ファージング〉の最後を飾るに相応しい素晴らしい作品でありました。この三部作は自分の中ではオールタイムベスト級の作品だと思っています。

 特筆すべきは今更読めるとは思わなかったモーリス・ルブラン『ルパン,最後の恋』。怪盗紳士アルセーヌ・ルパンの新たな冒険を堪能することが出来ました。やや推敲不足という点は否めないのでしょうけれど,この作品に関しては読書出来たことに価値があると思います。また,高田崇史の〈QED〉と〈カンナ〉が共に完結を迎えたのも2012年。どちらも文句を言いながら結局は最後まで楽しく読んでいた印象があります。特に〈QED〉のタタルと奈々にはいつかまた再会したいものです。

 2013年の目標は読書量の回復ということに尽きます。せめて年間50冊は読みたいもの。1週間に1冊というのが当面の課題ということになるでしょうか。また,結局昨年は1冊も書かなかった読書感想も再開したいと思っています。感想を書くことで改めて自分の中で読書が消化される印象があるのですよね。読みっぱなしにしておくというのは如何にも勿体なく思えて仕方ありません。積年の課題である積読本の処分も実行に移したいところです。電子書籍の試験的な導入も早急に行う必要がありそうです。何はともあれ,一番肝心なのは素敵な本と巡り合うこと,これに尽きます。その為にも可能な限り多くの読書をする機会を意識しようと思います。
posted by 森山 樹 at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文
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