2014年01月16日

2013年のベスト

2013年に読んだ本の中で特に印象に残った作品を5冊選んでみました。
なお,序列は付ける気はありません。


森晶麿『黒猫の遊歩あるいは美学講義』
『黒猫の遊歩あるいは美学講義』は〈黒猫〉シリーズの代表ということで選出。
黒猫と付き人の距離感がもどかしい素敵なミステリィ短篇集です。
ある意味で2013年最大の収穫といっても過言でないように思われます。
個人的には長篇よりも短篇のほうが好みかなあ。


田中芳樹『タイタニア(4)』
『タイタニア(4)』は二十数年ぶりの新刊刊行で,それだけで嬉しい。
内容も十分に面白いものでありました。
過去のあらすじを相当覚えていた自分を褒めてあげたいもの。
高らかに再臨を告げた“皆殺しの”田中芳樹が如何なる帰結を見せるのか楽しみです。


神林長平『敵は海賊・海賊の敵』
『敵は海賊・海賊の敵』はラテルとアプロのやり取りだけでたまらない。
今後に繋がりそうな人物の登場にも期待をさせます。
主人公は完全にヨウメイだったような気もしますけれどね。


ピーター・トレメイン『サクソンの司教冠』
〈修道女フィデルマ〉シリーズの長篇。
海外作品の代表として選んでみました。
このシリーズも安定した面白さが光りますね。
全く外れというものがありません。


朝松健『邪神帝国』
『邪神帝国』は創土社の〈Cthulhu Mythos Files〉を代表する一冊。
ナチス・ドイツとクトゥルー神話の危険な融合がたまらなく好みであります。 
創土社の意欲的な復刊と新刊刊行に感謝を。
2014年も楽しみな叢書となりそうであります。
posted by 森山 樹 at 05:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文
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