2014年07月10日

2014年8月書籍購入予定

08.05 堀川アサコ 不思議プロダクション 幻冬舎文庫
08.08 ジェシカ・シャーヴィントン ヴァイオレット(2) ハヤカワ文庫FT
08.12 高野史緒 カラマーゾフの妹 講談社文庫
08.21 タニス・リー 死せる者の書 創元推理文庫
08.21 秋梨惟喬 矢澤潤二の微妙な陰謀 東京創元社
08.25 京極夏彦 数えずの井戸 角川文庫
08.27 友野詳/他 闇のトラペゾヘドロン 創土社
08.29 ガース・ニクス 銀河帝国を継ぐ者 創元SF文庫

少なめ,というよりも,はっきりと少ない感じ。
あまり楽しみな作品もないなあ。
『カラマーゾフの妹』は文庫化だしね。
タニス・リーの『死せる者の書』も復刊であります。
秋梨惟喬『矢澤潤二の微妙な陰謀』に期待します。
読書量も落ちているからこれくらいでいいのかもしれません。
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2014年07月06日

ピーター・トレメイン『翳深き谷(下)』

〈2014年読書感想3冊目〉
ピーター・トレメイン『翳深き谷(下)』


 キリスト教受け入れを拒む禁忌の谷グレン・ゲイシュを舞台とした連続殺人事件の謎に迫る修道女フィデルマの活躍を描く作品です。フィデルマと同じくキリスト教布教の為にグレン・ゲイシュを訪れた修道士ソリンが殺害されることで物語は大きく動きます。ソリン修道士殺害の容疑者としてフィデルマ自らが拘束されてしまうという展開も興味深い。彼女の無罪を証明する為に尽力するエイダルフの活躍も見事でありますが,それよりもグレン・ゲイシュのドゥルイドであるムルガルの存在感があまりにも素敵すぎます。異なる信仰を持つということで悉くフィデルマとは対立するのですが,その論理的で冷静な知性はあまりにも魅力的。論敵でありながら,公正な立場からフィデルマの協力者といった立ち位置も見せてくれます。また,女傑オーラも意外に好感度が高い。逆に最初はキリスト教を受容する為に理解者的な立場であったラズラが態度を豹変させることに面白さも感じます。そもそもの事件の発端であったグレン・ゲイシュの入り口で見つかった三十三体の若者の遺体を巡る謎とソリン修道士を始めとする連続殺人事件の謎,このふたつの事件を鮮やかに解き明かすフィデルマの推理がたまらなく楽しいです。但し,上巻冒頭に誤導の為に置かれた導入篇はやや露骨過ぎた感があります。消去法で直ぐに真犯人が分かってしまいますからね。尤も,だからといって物語の面白さを損ねているわけではありません。中世アイルランドを舞台とした独特の雰囲気を味わえる正統派のミステリィとして存分に楽しい作品でありました。
posted by 森山 樹 at 15:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想

2014年07月05日

購入録(2014.07.04)

高田崇史 神の時空  倭の水霊 講談社ノベルス ¥972
菊池秀行/田中文雄 戦艦大和 海魔砲撃 創土社 ¥1,080

『神の時空 倭の水霊』は〈神の時空〉の第2作目。
今回は日本武尊が題材となっているようです。
日本神話最大の英雄の真相に如何に迫るのか楽しみ。
物語としてはそれ程期待はしていないのだけれども。
『戦艦大和 海魔砲撃』は〈Cthulhu Mythos Files〉の新刊。
最近は色物系作品ばかりになってきたのが気がかりです。
純然たるクトゥルー神話を読みたいのだけれどなあ。

〈2014年書籍購入覚書〉 計77冊

posted by 森山 樹 at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入録

2014年07月04日

2014年6月読書記録

2014年6月に読んだ本は以下の通り。
櫛木理宇『ホーンテッド・キャンパス 死者の花嫁』
田中芳樹『アルスラーン戦記(6)風塵乱舞』
五代ゆう『グイン・サーガ(133)魔聖の迷宮』
峰守ひろかず『絶対城先輩の妖怪学講座(4)』
若竹七海『御子柴くんの甘味と捜査』

読了数は5冊。
それ程悪くはない数字かな。
もうちょっと読みたいというのが本音のところではありますけれど。
最低限,これくらいの量は読みたいものです。
『ホーンテッド・キャンパス 死者の花嫁』は安定した面白いさ。
恋愛感情を抜きにした方が個人的には好みかなあ。
今回は夏休みの合宿が舞台というのが楽しいです。
黒沼部長とこよみの出逢いが描かれるのも興味深いところ。
『アルスラーン戦記(6)風塵乱舞』は再読。
アンドラゴラス王によって追放されたアルスラーン王子の戦いが中心。
新たにギランの海上商人グラーゼが登場しています。
彼の後の運命に想いを馳せると辛いものがありますけれども。
次巻で第一部は完結なので楽しみにしたいものです。
『グイン・サーガ(134)魔聖の迷宮』は五代ゆう版〈グイン・サーガ〉の最新巻。
『見知らぬ明日』からの直接の続きというのが印象的な作品です。
フロリー,ブラン,スカール,リギアと様々視点で描かれるのは好み。
事ここにして,群像劇の体裁を為してきたように思います。
今回もかなり驚愕の展開がありました。
早く続きを読みたいところでありますが,今度は宵野ゆめ版が刊行されるのですよね。
いずれにしても待ち遠しいものがあります。
『絶対城先輩の妖怪学講座(4)』も安定して楽しい。
妖怪に対する新たな解釈が非常に好みであります。
やや超常よりなきらいはありますが,それも含めて素直に面白がっています。
『御子柴くんの甘味と捜査』は軽めのミステリ短篇集。
〈プレゼント〉に登場した小林警部補と御子柴刑事との再会が嬉しい。
長野県と東京を舞台とした甘味分に溢れた楽しいミステリです。
とは言え,やや毒気に乏しい点は少し残念かなあ。
相変わらずの小林警部補の呑気な雰囲気がたまりません。
葉村晶の登場も期待していたのだけれどなあ。
posted by 森山 樹 at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録

2014年06月29日

購入録(2014.06.27)

峰守ひろかず 絶対城先輩の妖怪学講座(4) メディアワークス文庫 ¥659

購入したものの記録を忘れていました。
既に読了済です。
いつもながらの妖怪談義が面白い。
今回はかなり派手な展開となった印象があります。
次へと後を引く内容もあり,或る意味で転機となる巻かな。
早く更なる続きが読みたいものであります。

〈2014年書籍購入覚書〉 計75冊

posted by 森山 樹 at 07:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入録

2014年06月24日

購入録(2014.06.23)

五代ゆう グイン・サーガ(133)魔聖の迷宮 ハヤカワ文庫JA ¥713
若竹七海 御子柴くんの甘味と捜査 中公文庫 ¥691
マーヴィン・ピーク タイタス・アウェイクス 創元推理文庫 ¥950

『魔聖の迷宮』は五代ゆう版〈グイン・サーガ〉の最新巻。
『見知らぬ明日』の直結の続きというのが実に嬉しい。
物語としては大変なことになっていますけれど。
宵野ゆめによる次巻『売国妃シルヴィア』は秋以降の刊行かあ。
栗本薫とは言わないまでも,もう少し刊行が早いと嬉しいな。
『御子柴くんの甘味と捜査』は『プレゼント』からのスピンオフ作品。
まだ読んでいないけれど,若竹七海の作品なので楽しみ。
『タイタス・アウェイクス』は〈ゴーメン・ガースト〉の第4巻。
というか,続きがあったんだなあ。
〈ゴーメン・ガースト〉の内容をほぼ忘れているの再読するのが吉かしら。

〈2014年書籍購入覚書〉 計74冊

posted by 森山 樹 at 06:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入録

2014年06月13日

購入録(2014.06.13)

エヴァンジェリン・ウォルトン スィールの娘 創元推理文庫 ¥1,080
田中芳樹 アルスラーン戦記(6)風塵乱舞 光文社文庫 ¥691

『スィールの娘』は〈マビノギオン物語〉の第2作目。
〈マビノギオン〉は大好きな叙事詩なので早めに読みたいですね。
言葉ばかりでなかなか実行に移せないのだけども。
『風塵乱舞』は再刊されている〈アルスラーン戦記〉の第6巻。
第一部も本巻を含めて後2冊。
パルス解放への戦いが大詰めであります。
このあたりまでは本当に楽しかったのだよなあ。

〈2014年書籍購入覚書〉 計71冊

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2014年06月09日

購入録(2014.06.09)

レイニ・テイラー 星影の娘と真紅の帝国(上) ハヤカワ文庫FT ¥929
レイニ・テイラー 星影の娘と真紅の帝国(下)  ハヤカワ文庫FT ¥929

『煙と骨の魔法少女』の続篇。
題名に惹かれて購入してみました。
とは言え,異世界ファンタジィは最近苦手感を覚えるのですよね。
読むと面白いのは分かっているのだけどなあ。
或る種の嗜好の変化というべきなのかもしれません。
なるべく読みたいなと思っています。

〈2014年書籍購入覚書〉 計69冊

posted by 森山 樹 at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入録

2014年06月08日

2014年7月書籍購入予定

07.02 高田崇史 神の時空 倭の水霊 講談社ノベルス
07.08 加藤実秋 モップガール(2) 小学館文庫
07.10 上田早夕里 妖怪探偵・百目(1) 光文社文庫
07.10 堀川アサコ 予言村の転校生 文春文庫
07.10 リー・バーデュゴ 魔法軍グリーシャ(1)太陽の召喚者 ハヤカワ文庫FT
07.22 メラニー・カード 落ちこぼれネクロマンサーと死せる美女 創元推理文庫
07.25 地図十行路 郷土文化会物語 メディアワークス文庫
07.25 紅玉いづき 妖怪飴屋の神隠し メディアワークス文庫
07.26 岩井志麻子/他 無名都市への扉 創土社
07.31 ケイディ・クロス 少女は時計仕掛けの首輪を填める 竹書房文庫

とりあえず〈神の時空〉の新刊は楽しみかなあ。
〈QED〉の方が遥かに面白かった気はするのだけれども。
歴史解釈だけで物語を組み立てて欲しいなあと思います。
他の要素は正直余計に感じてしまいますので。
後は上田早夕里の『妖怪探偵・百目』が楽しみ。
以前,短篇集で読んだ作品のシリーズ化でありましょう。
あの雰囲気は非常に好みであります。
『落ちこぼれネクロマンサーと死せる美女』は題名が魅力的。
ミステリィなのかファンタジィなのかは微妙なところです。
読書量を少しでも増やしていきたいもの。
お出かけする機会も多いので頑張りたいと思います。
posted by 森山 樹 at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 購入予定

2014年06月03日

2014年5月読書記録

2014年5月に読んだ本は以下の通り。
田中芳樹『アルスラーン戦記(14)天鳴地動』
櫛木理宇『ホーンテッド・キャンパス 桜の宵の満開の下』
ブライアン・ラムレイ『風神の邪教』

読了数は3冊。
もう少し読む筈だったのだけれど伸び悩みました。
大きな遠征がなかったのがその要因のひとつかな。
結局,外出の際の移動時間が一番読書が進むのですよね。
月末に一週間体調を崩したのも敗因でありましょう。
もう少し意識的に読書量を増やしたいところではあります。
『アルスラーン戦記(14)天鳴地動』は実に6年ぶりの新刊。
十六翼将が徐々にその数を減らしていくのは流石に辛い。
未だに蛇王ザッハークは完全再臨を果たしたわけではないですからね。
また,流浪のヒルメス王子の運命も再び急転。
彼の行く末も大いに気になるところであります。
現段階ではイルテリシュの方が目立っているような気さえしてしまいます。
続きを早期に読めることを願ってやみません。
『ホーンテッド・キャンパス 桜の宵の満開の下』はまあいつも通り。
それなりに面白くはあるのだけれど,主人公が好きになれないのが痛い。
他は割と魅力的に感じるのですけれどね。
好みの作品ではあるので引き続き読み進めていきたいと思います。
『風神の邪教』は〈タイタス・クロウ・サーガ〉の一篇。
但し,タイタス・クロウの出番が全くないというのは意表を突かれました。
この物語が如何なる役割を担うのか楽しみではあります。
クトゥルフ神話の邪神に人間的な性格を付加するのは好みが分かれると思います。
個人的には“風に乗りて歩むもの”イタカの俗な描写は受け容れがたいなあ。
これはこれで興味深いものはあるのですけれどね。
此方も残すは2冊ということのようです。
早く続きが読みたいのは事実ではあります。
posted by 森山 樹 at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書記録